クラス紹介⑥ロルフィング
13:10-14:10 多目的ホール
「ロルフィング」
〜からだの中身にスイッチを入れる〜
あなたは体の中身から動いていますか?
それとも、歩く時に、内臓が箱のような胴体の中に納まっていて、ほとんど動きが感じられないでしょうか?
例えば、24個の背骨や、それらにつながる12対の肋骨などは、それぞれが動く関節でつながっていて、胴体は元々よく動くようにできています。でも、もしも私たちが中身から動いていないとしたら、私たちに備わっている能力を使っていないことになります。
肩こり、腰痛、O脚、外反母趾など、姿勢の問題の多くは、体の中身を使わずに、外側ばかり緊張させていることが原因です。体が中身から動き始めると、全身の構造が1つにまとまり始め、本来の機能を発揮し始めます。立つための無駄な努力をやめて、地球に支えてもらいましょう。そうすれば、今まで頑張っていた外側の筋肉を本来の仕事のために使うことができるでしょう。
ワークショップでは、身体の構造を観察し、私たちが持っている潜在能力を引き出す体の動きを体感します。 日常動作のエクササイズを行いながら、足やインナー・マッスル等の解剖学についても解説します。
講師:渡辺隆之
プロフィール:
1959年生まれ。1988年に滞在したインドでオイル・マッサージを習い、体に触れる楽しさを知る。帰国後、鍼灸師、マッサージ師の資格を取得。その後、主にあんま・指圧の仕事をする中、毎回コリをもみほぐすことの繰り返しではなく、身体をより健康へ向かわせる技法を求めて、ロルフィングという技法に出会う。アメリカとブラジルでのトレーニングを経て2002年に施術者(ロルファー)となる。東京・自由ケ丘で開業するも、2006年に友人を頼って岡山移住。現在は、バイオダイナミック・オステオパシーという技法も取り入れ、身体が整った際に現れるライン(体を上下に貫く力のベクトル)を認知してもらうことに重点を置く施術を行っています。
●ロルフィングとは
創始者アイダ・ロルフ博士(1896‐1979)は、筋膜組織(体の中身を構成する組織で、骨や筋肉、神経、血管、臓器はこの中で形成されます)が、ストレッチを加えると形が変わったり柔軟性を回復したりすることを発見しました。それらの組織の緊張を解放することで全身のバランスを整えます。
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